みそ菌 VS 納豆菌、ねばり強く観察

ミソガールの甥っ子たっくん(中1)が、「発酵」をテーマに夏休みの自由研究に取り組んだ。みその研究は小学生のときにやったし、みそづくりは何度もやっているからお手の物。今回は、納豆づくりにチャレンジした。

大豆を一晩水に浸け、朝からコトコト煮ること5時間、ふにゃっとちょうどよいかたさになったところで、水に溶いた納豆菌を混ぜた。40~50℃あたりが最適と聞いたので、こたつで約2日間保温。1日経ったぐらいからアンモニアっぽい香りがしてきて、少し白い膜とねばりが出てきた。2日目になると、だいぶ香りも強くなった。たっくんはボソッと「足の匂いだ」と(笑)。市販品とは少し違うけど、食べるとちゃんと納豆の味がします。図書館へ行き、小泉武夫先生の本を借りてきて、レポートをまとめた。

ところで、みそ屋さんの中には「納豆をぜったいに食べない」人がいる。なぜかというと、納豆菌は繁殖力が強く、みそに納豆菌が繁殖してしまう可能性があるからとのこと。とはいえ、みそと納豆は誰もが認める名コンビ。どちらも朝食には欠かせないし、東北地方で定番の「納豆汁」は、消化吸収がよく、食欲のないときにも最適の一品。

また、沖縄の学校給食では「納豆みそ」が子どもたちから絶大の支持を得ている。油みそ(豚肉を使った甘口のおかずみそ)の風味を生かしたもので、ほかほかごはんにのせれば、何杯でもおかわりできちゃうおいしさ。あまりのおいしさに、お父さんから泡盛のおつまみにリクエストが出ることもあるとか。

レシピは、こちらをご参考に! 「みそ菌×納豆菌」は、改めて特集を企みたい。

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。