【ご当地グルメ】白みそ+牛乳+鶏肉+野菜 奈良「飛鳥鍋」

奈良の飛鳥鍋

奈良県の明日香村は、飛鳥時代からの歴史と共に育まれた文化や芸術、豊かな自然が息づく村。この地域に古くから伝わる「飛鳥鍋」とは、白みそと牛乳をたっぷり加えた鶏がらスープで、鶏肉や豆腐、にんじん、ごぼう、大根、もやし、しいたけ、ねぎなど季節の野菜を煮込んだ鍋。今から1400 年ほど前に唐から来た僧侶が、寒さをしのぐためにヤギの乳で鍋料理をつくったのが始まりとされている。

つくり方はいたってシンプル。最初に鶏がらスープとお酒で材料を煮て、全体に火が通ったら、牛乳と白みそを溶かしながら加え、中火で3 ~ 5 分ほどさらに煮込む。牛乳とみそを加えたあとは煮込み過ぎないのがコツ。また、牛乳の代わりに豆乳でもOK !食べる際は、生姜や一味唐辛子などを加え、溶き卵につけるのが一般的。古代のロマンを感じながらいただきたい。みそと野菜の組み合わせだから栄養満点。牛乳のにおいはさほど強くなく、まろやかでクリーミーな「和風シチュー」のような味わいだ。あっさりしているのにコクがあるのは、みその力。見た目も、明るくきれいなので、パーティーメニューとして、女性や子どもにも喜ばれる。寒い季節にどうぞ。

Asuka-nabe, a specialty of Asuka Village in Nara, is a nutrition-packed hot pot prepared by stewing chicken, tofu, and seasonal vegetables in a chicken broth with white miso and milk or soymilk.

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。 ※WEB版に掲載している記事は、取材当時の情報です。現在と内容が変わっている可能性がございます。