【ご当地グルメ】一皿で栄養満点◎徳島家庭料理「おみいさん」

おみいさん

「おみいさん」とは、里芋や大根が入ったみそ味の雑炊で、徳島県民が昔から慣れ親しんでいる家庭料理。家庭によって味や具が異なり、雑炊といいながら、汁気がないのが特徴。米が貴重だった時代、豊富に採れる大根や里芋でかさを増して食べたのがはじめというが、非常に栄養バランスがとれていて、先人の知恵がたっぷりと詰まった一品。みそとごはんという最高の組み合わせに野菜をたっぷり加えるため、ビタミン・ミネラル・食物繊維などが手軽に摂取できる。

おみいさんの「お」は尊敬語、「みい」はみそ、「さん」は「お」と同じ尊敬語。「おまめさん」「おいもさん」と同様、愛着を込めて呼ばれている。「みそ入り」からきたという説もある。つくり方は簡単。米を洗ってざるにあげ、里芋、大根、大根菜を切り分けておく。だし汁に米と野菜(大根菜は後)を入れて火にかけ、沸騰したらみそをかたまりのまま数か所に置き、蓋をして弱火で30 分。炊き上がったら、かき混ぜて少し蒸らして完成。体にも財布にもやさしい一品。食べ過ぎたり外食が続いたりで、体をリセットしたいときなどに最適。

Omiisan, a specialty of Tokushima Prefecture, is a nutritionally well-balanced rice soup
made with taro, radish, and miso.

 

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。 ※WEB版に掲載している記事は、取材当時の情報です。現在と内容が変わっている可能性がございます。