江戸の粋な漁師グルメ 東京「深川めし」

深川めし

\ご当地みそグルメ/

 

江戸時代、深川地区(現在の東京都江東区一帯)は海で、

漁師の町として栄えていた。

当時から、漁師たちが忙しい漁の合間に手早くさっとつくれ、

食べられる漁師たちの日常食としてもてはやされていたのが、

「深川めし」だ。

アサリやハマグリなどをみそで煮込んで熱いごはんにぶっかけた「深川めし」は、

みその香り高い風味とうま味、じゅわっと広がるアサリのエキスが体に染みわたる。

弁当に持っていけるようにと、むき身をごはんと一緒に炊き込むタイプもある。

アサリは、日本で一番多く食べられている貝で、

ビタミンやたんぱく質など多くの栄養素が含まれている。

手軽に手に入り、おいしくて栄養価の高い「深川めし」はまさに、

漁師の知恵が詰まった郷土料理。

埋め立てが進み、海が遠くなってしまった今でも、

この食文化は受け継がれ、この地区一帯には、

「深川めし」を提供する名店が数多く残っている。

また、駅弁としても根強い人気を誇り、

東京駅などでも売られている。

江戸庶民の暮らしぶりを思いながら、

アサリとみその素朴な味わいを堪能してみてはいかが。

 

Fukagawa-meshi, a miso soup with clams poured over rice,
started as a fishermen’s food in Fukagawa, Tokyo, in the Edo period and is still popular.

 

ABOUTこの記事をかいた人

藤本智子

藤本智子(ふじもとともこ) 1985 年生まれ、横浜市在住。アパレル販売員、読者モデル、ファッション雑貨店マネージャーを経て、2011 年ミソガールとして「365 日味噌活宣言」をし、みその普及啓蒙活動を開始。2012年「みそソムリエ」取得。2014 年「ジャパン味噌プレス」創刊。2015年「ミラノ国際博覧会日本館サポーター」「朱鷺米応援大使2015」(佐渡市)に就任。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等がある。2016 年より「中央情報専門学校」非常勤講師。2016年10月株式会社ミソド設立、代表取締役。一般社団法人みそまる普及委員会 理事。