【ご当地グルメ】なめろうをアレンジ  千葉「さんが焼き」

アジ、サンマ、イワシなどの青魚をたたいて、香味野菜、みそとともに混ぜた「なめろう」は、粘り気のある食感と、皿についた身まで舐めるほど美味だったことから名づけられたとされる、千葉・房総半島を代表する郷土料理。栄養バランスに優れ、漁師料理として親しまれてきたが、生の魚はいたみやすいため、「なめろう」に火を通して食べる「さんが焼き」が生まれた。漁師は山へ仕事に行くときには、アワビの殻に余った「なめろう」を入れて持っていき、蒸したり焼いたりして食べた。

山の家で食べた料理ということで、この料理を「山家(さんが)焼き」と呼ぶようになったとされている。つくり方(2 ~ 3 人前)は2工程。青魚(刺身用)200g、みそ大さじ2、ねぎ2/3 本、しょうが2 片、酒小さじ1を混ぜて、包丁を使って粘り気が出るまで細かくたたけば「なめろう」が完成。その「なめろう」を平たく丸め、ハンバーグのようにしてじっくり焼けば、「さんが焼き」の出来上がりだ。お好みでしそをまいてもOK。少し手間はかかるが、おつまみに最適な1 品。

 

Sanga-yaki, a local dish of the Boso Peninsula, is bluefish, potherbs, and miso minced together and made into patties before being grilled.

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。 ※WEB版に掲載している記事は、取材当時の情報です。現在と内容が変わっている可能性がございます。