【ご当地グルメ】浄土真宗の報恩講料理 富山「いとこ煮」

いとこ煮

富山のいとこ煮は、大根、にんじん、里芋、ごぼう、油揚げ、こんにゃくなどの具をやわらかく煮た中に、下煮しておいた小豆を加え、みそ、醤油などで味つけしたもの。浄土真宗の「報恩講料理(ほうおんこう)」の一つとしても知られる。「報恩講」とは、浄土真宗開祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)の命日の前後、その遺徳を偲んで営む仏事のこと。

「いとこ煮」の名の由来は、材料同士がいとこ関係のようだから。また、親鸞聖人の遺徳を偲んでいただく「遺徳煮」に由来があるといわれている。地域や家庭により入れる具材や味付けは異なるが、いとこ煮に欠かせないのが「小豆」の存在。親鸞聖人の好物だったからという説もあるが、日本各地でつくられているいとこ煮にも、必ず小豆が入るという共通点がある。

それぞれの食材のおいしさと栄養がたっぷり含まれ、アツアツの汁が体を温めてくれる「いとこ煮」は、今が旬。多めにつくって、日頃の野菜不足を補うのにも最適です。

tokoni, a specialty of Toyama, is a simmered dish of various vegetables, fried tofu, and azuki beans, seasoned with miso and soy sauce.

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藤本智子

藤本智子(ふじもとともこ) 1985 年生まれ、横浜市在住。アパレル販売員、読者モデル、ファッション雑貨店マネージャーを経て、2011 年ミソガールとして「365 日味噌活宣言」をし、みその普及啓蒙活動を開始。2012年「みそソムリエ」取得。2014 年「ジャパン味噌プレス」創刊。2015年「ミラノ国際博覧会日本館サポーター」「朱鷺米応援大使2015」(佐渡市)に就任。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等がある。2016 年より「中央情報専門学校」非常勤講師。2016年10月株式会社ミソド設立、代表取締役。一般社団法人みそまる普及委員会 理事。