【ご当地グルメ】香ばしいじゅうねんみその香り 福島会津「しんごろう」

しんごろう

福島県会津地方に伝わる郷土料理「しんごろう」。うるち米を半つきにして竹串に刺し、すり潰したエゴマを混ぜ合わせた「じゅうねんみそ」を塗り、炭火で焼いたもの。「しんごろう」の名は、この料理を生み出した「新五郎」という人名から付けられている。貧乏でもち米が買えない新五郎が、うるち米を丸めたものに、じゅうねんみそを塗って焼いたところ、それが非常においしかった。やがて村中で評判となり、この地方の郷土料理となったという逸話が伝えられている。「じゅうねん」とは「エゴマ」のことで、「食べると十年長生きできる」と親しまれている。

つくり方は、最初にエゴマ30g をフライパンで炒り、すり鉢でよくすり潰す。酒大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ3、みそ大さじ3 を合わせテリが出るまで弱火で煮て「じゅうねんみそ」をつくる。次にうるち米を少し固めに炊き、すりこぎで半つきにして丸めて冷ます。「じゅうねんみそ」を塗って、焦げ目がつくまで焼いたら、「しんごろう」の完成。炭火でなく、フライパンやオーブンでも美味だ。

Shingoro, a local dish of Aizu, Fukushima, is skewered, halfpounded, steamed rice with junen miso (miso mixed with perilla seeds) on the surface that is grilled over charcoal.

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。 ※WEB版に掲載している記事は、取材当時の情報です。現在と内容が変わっている可能性がございます。