【ご当地グルメ】酢みそでパクリ、熊本名物ひともじのぐるぐる

ひともじのぐるぐる

「ひともじのぐるぐる」とは、分葱(わけぎ)をさっと茹で、根元を軸にぐるぐる巻きつけたものに、ピリッと辛子がきいた酢みそをつけて食べる熊本県の郷土料理。熊本では分葱を一文字(ひともじ)と呼び、ぐるぐる巻くので、この名前がついたといわれている。約200 年前の肥後細川藩六代目藩主・細川重賢公の時代に、藩財政が厳しい中、安くておいしい酒の肴はないかと考案されたのが始まり。以来、県民の「大人の味」として親しまれてきた。馬刺しやからし蓮根とともに、熊本を代表する味となっている。

一文字の旬は春と秋の2 回。寒くなるほど甘みが増しておいしくなる。上品な風味が特徴の熊本の一文字は、薬味などで重宝されているが、普通の分葱はどこでも年中手に入るので、定番のおつまみとしてマスターしたい。甘味、辛味が調和したあっさりとした風味は、一度食べたら病みつきになること間違いなし。焼酎との相性はピカイチだ。分葱はゆで過ぎると色が悪くなり甘味も消えるので、サッと茹でる程度で、すぐに氷水で冷やすとよい。おすすめの酢みそ(2 人前)は、白みそ大さじ2、酢大さじ1、ねり辛子小さじ1、砂糖小さじ1。

Hitomoji no Guruguru, a specialty of Kumamoto, is prepared by boiling green onions briefly then rolling them up from the bottom,which you have with a vinegared miso with a slight tang of mustard.

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。 ※WEB版に掲載している記事は、取材当時の情報です。現在と内容が変わっている可能性がございます。