備蓄品の棚卸しを!防災に役立つみそ活用術

「災害は忘れた頃にやってくる」といいますが、近年は自然災害が多発。いつどこで、何が起きてもおかしくない状況です。日頃から備えや防災意識を持つことで、被害を最小限に抑えたいですね。

保存食で栄養価にすぐれたみそは、満足な食事がとれない災害時に大活躍。貴重な“栄養源”になります。そのままなめたり、ごはんにつけたりするだけでも美味。被災地では、衛生的配慮が必須ですが、みそはもともと保存食で安全性の高い食品です(塩分の低いみそは腐敗に注意)。

「東日本大震災」では、満足に食料調達できたのは3日目以降だったという地域や、電気や水道の復旧に1週間以上もかかった地域もあったそう。ライフライン(電気、ガス、水道)が停止する場合を想定し、水と食料、熱源(カセットコンロ等)は最低3日分、できれば1週間分は備蓄したいもの。飲料水や調理に使う水は、1人1日約3ℓ(湯せん、食器洗浄水は別)が目安。ビタミンやミネラルが不足しがちになるので、みそ汁に入れられる乾燥野菜や鰹節は重宝します。

冷蔵庫に、数種類のみそを常備しておけば、普段は「合わせみそ」が楽しめるし、災害時は数日分の貴重なタンパク源になります。パンやおにぎりが多い避難生活で、温かいみそ汁が食べられたら、どんなにうれしいでしょう。自宅の備蓄品はどれくらいありますか? そのうち、と先延ばしせずに早めに準備し、災害に備えましょう。みそは、きっと力になってくれるはずです。

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。 ※WEB版に掲載している記事は、取材当時の情報です。現在と内容が変わっている可能性がございます。