【ご当地グルメ】病弱な細川忠利公を救った「からし蓮根」

からし蓮根1

熊本の代表的な郷土料理「からし蓮根」は、ゆでた蓮根の穴にぎっしり辛子味噌を詰めて衣をつけて揚げたもの。蓮根のシャキシャキ感と鼻にツーンとくる辛さが食欲をそそる。時は今から遡ること約380 年前。藩主、肥後細川家初代の忠利公は体が弱く、心配した禅僧・玄沢和尚が、栄養価の高い蓮根を召し上がってみてはと提案。しかし忠利公は蓮根を好まず、どうしたら食べてくれるかと考えたのが「からし蓮根」。これが大成功で、忠利公はたちまち「からし蓮根党」となり、体も丈夫になったと伝えられている。

現代に続く「からし蓮根」は熊本土産はもちろん、揚げたてはサクサクッとしていて酒のつまみにぴったり!ハンバーガーやサンドイッチにしてもおいしく、県民に愛されている。老舗メーカー「元祖 森からし蓮根」では、伝統の製法を代々受け継ぎ、今も一つひとつ丁寧に手作業で仕上げている。そのまま輪切りにして食べるのが定番だが、醤油を少しつけると味わいがより深くなる。

からし蓮根2
からし蓮根 1 本入り
中1080 円(税込)、大1620 円(税込)

からし蓮根3
森からし蓮根本店/熊本市中央区新町2-12-32
TEL 096-351-0001
※鶴屋百貨店、熊本空港売店もあり

Karashi Renkon is a local dish of Kumamoto,
prepared by filling in the hole of lotus root with mustard miso and deep-frying it in batter.
The crunchiness and the hot mustard are a great match,
and it gets even more delicious with a little bit of soy sauce.

ABOUTこの記事をかいた人

藤本智子

藤本智子(ふじもとともこ) 1985 年生まれ、横浜市在住。アパレル販売員、読者モデル、ファッション雑貨店マネージャーを経て、2011 年ミソガールとして「365 日味噌活宣言」をし、みその普及啓蒙活動を開始。2012年「みそソムリエ」取得。2014 年「ジャパン味噌プレス」創刊。2015年「ミラノ国際博覧会日本館サポーター」「朱鷺米応援大使2015」(佐渡市)に就任。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等がある。2016 年より「中央情報専門学校」非常勤講師。2016年10月株式会社ミソド設立、代表取締役。一般社団法人みそまる普及委員会 理事。