ペルシャ絨毯の上で食べた香草味噌汁の朝ごはん

イラン・マシュハド1

味噌玉タイトル

\味噌玉世界旅行 by 武重美亜/
イラン・マシュハド編

 

これまで訪れた国の中でも特に印象深かった国の一つがイランです。

中東にあるイスラム教国家で、

私自身、入国するまでイランの人々がどんな暮らしをしているのか想像できませんでした。

入国してまず驚いたのは人々が親切だということ。

マシュハドは、メッカに次ぐ重要な巡礼地で、巡礼に訪れるイラン人や、

息をのむほど美しいイスラム建築を見ることができます。

今回、味噌汁をふるまったのは、マシュハドに住む絨毯コレクターのバリさんです。

イランといえばペルシャ絨毯。

ヨーロッパ絨毯を売っていた経験もある彼は、

当時から外国の料理に興味があり、

ぜひ日本食も食べてみたいと言ってくれました。

日本のおふくろの味=味噌汁の説明をすると、大乗り気になったバリさん。

庭にあるさまざまなハーブや香草を使って味噌汁をつくります。

湯を沸かし、キッチンにあったジャガイモとタマネギを加熱。

火を弱くし味噌を溶き入れ、小さく切った香草をたっぷり入れてあっという間に出来上がり。

フレッシュな香草と味噌がおいしそうな香りを放っていました。

味噌汁にバリさん特製のオムレツ、パン、紅茶…

絨毯模様のようにさまざまな色や味が混ざり合った華やかな朝ごはん。

イラン式に絨毯の上に座って食べました。

「体に良さそうだし、とてもうまい!」とおかわりをしてくれたバリさん。

イランをまた好きになったのでした。

今回で連載を終わります。

行く先々で良くしていただいたお礼に味噌汁をつくり、

ありがとうと言ったり言われたり。

味噌汁が私と世界をつなげてくれました。

どんな食材でもおいしくいただけるばかりか、

人をあたたかくする味噌汁に無限のパワーを感じた旅でした。

 

イラン・マシュハド2

イラン・マシュハド3

イラン・マシュハド4

イラン・マシュハド5

イラン・マシュハド6

 

A journey to serve miso soup to people all around the world, Iran edition.
I made miso soup with potatoes, onions, and herbs for an Iranian man,
which he enjoyed very much.
The kitchen was filled with the nice aroma of miso and fresh herbs.

 

ABOUTこの記事をかいた人

藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。 ※WEB版に掲載している記事は、取材当時の情報です。現在と内容が変わっている可能性がございます。