【味噌人】料理家 岸田夕子さん

\THE味噌人/

みそを愛し、みそ業界をリードする「ザ・味噌人」。
みそメーカーや関連企業、料理人など、
さまざまな業界の「ヒト」を取り上げます。

 

ハチミツ味噌

 

ナチュラルスイートな万能調味料「ハチミツみそ」誕生ストーリー
料理家 岸田夕子さん

大人気の調味料「ハチミツみそ」の考案者で、料理家「勇気凛りん」こと岸田夕子さん。
米国シカゴ郊外在住中の2006 年よりレシピ投稿サイトでオリジナルレシピを公開。
2008 年に料理ブログを開設すると、
たちまち雑誌やテレビなどで取り上げられ人気ブロガーとして一躍有名に。
帰国後は商品やレシピ開発、執筆、メディア出演など、料理家として活躍中。
料理イベントを開催すればあっという間に満員御礼。
話題の「ハチミツみそ」の誕生秘話、ナチュラルな岸田さんの魅力に迫ります。
(聞き手/ ミソガール・藤本智子)

 

 

◆◆◆オリジナルレシピを公開するようになったきっかけは?◆◆◆

独身時代は商社に勤務。結婚後、夫のアメリカ赴任に伴いシカゴへ。当時は専業主婦でしたが、趣味の「手づくりビーズアート」を教えてほしいと現地に住む日本人たちがわが家に集まるようになりました。噂は広まり、多い時は週3 回、ビーズ教室を開催。私の手づくりお菓子を食べながらが定番で、そのうち「レシピを教えてほしい」といわれ、WEB にレシピを紹介するようになりました。

 

◆◆◆人気ブロガーとしての苦労はありますか?◆◆◆

ブログを継続していくのは結構大変。15 分や20 分では書けないので、十分に時間のない時や、忙しい時は、つい何日も放置してしまうことが。でも読者の方々から「早速つくってみました」「おいしかったです」などコメントをいただくと励みになるし、発信したことが自然と広がり、商品ができたり、人々の生活に溶け込んでいくことはとてもうれしいことです。レシピが思いつかず苦しむこともありますが、不思議なことにふっと思いつくもので、その瞬間を引き出せるよう、たとえばスーパーで食材を眺めるといった努力はしています。

 

◆◆◆ハチミツみその誕生エピソードを聞かせてください。◆◆◆

幼い頃からお菓子づくりが大好きで、小学生の時、小麦粉と卵と砂糖でこんなにおいしいものができるんだ〜と感動したものです。以来、お菓子づくりは私のライフスタイルの一部となりましたが、ある時、白砂糖の消費量の多さにふと危険を感じたため、一切料理に使うのをやめ、代わりにハチミツを使うことにしました。味噌を料理に使うことが多かったので、合わせ調味料として常備してみようと思ったのが、ハチミツみその始まりです。

 

◆◆◆「ハチミツみそ」のおすすめ活用法は?◆◆◆

ハチミツみそのレシピは「味噌2:ハチミツ1」を混ぜるだけと至ってシンプル。まとめてつくって冷蔵庫に常備、約1 か月保存が可能です。そのままディップにしたり、食材を漬けたり、煮物や炒めものの調味料や隠し味として使えばコクや深みが増して、いつもの料理がワンランクアップ。さらに栄養価も見逃せません。

 

◆◆◆岸田さんと味噌との関係について教えてください。◆◆◆

子どもの頃から味噌が大好き! おにぎりやラーメンなどは、迷わず味噌味を選んできました。東京出身ですが、中学、高校と長野に住んでいたこともあり、信州味噌が定番。クセがなく、どんな食材とも相性のよい信州味噌とハチミツは最高の組み合わせ。冷蔵庫には必ず常備し、娘はそのままごはんにかけて食べるほど、ハチミツみそが大好きです。

 

◆◆◆これからどのような発信をしていきますか?◆◆◆

私にとって「味噌」は、なくてはならないもの。空気のような存在です。どの調味料よりも味噌が主役です。しかし、味噌は醤油のように液体ではないので面倒と思う若者が多いと聞いた時は衝撃でした。発信の中では、アメリカで話題になっている調理法や、これから流行りそうなスイーツや料理を紹介することも大きなテーマですが、食のトレンドを伝えると同時に、味噌汁のダシをしっかりとることなど、日本の伝統的な食文化を次世代に伝えていくことも大切なことだと思っています。

 

【岸田夕子オフィシャルブログ】
rinrepi 勇気凛りん料理とお菓子

 

書籍「凛りんさんちのハチミツみそレシピ」
岸田夕子著/飛鳥新社刊
本体1200 円(税抜)

 

料理1ジューシーハチミツみそ唐揚げ みそマスタード
ソース●ハチミツみそで下味をつけ揚げた鶏肉を、
粒マスタードとハチミツみそのタレで。

 

料理2ハチミツみそラスク●バゲットにハチミツみそと
バターを混ぜたものを塗って焼いたラスク。

 

Yuko Kishida is a cooking expert and also a popular blogger  who goes by the name Yuki Rinrin. She always has “Hachimitsu Miso,” a blend of honey, which she uses in cooking instead of refined sugar, and her favorite seasoning miso, in her fridge. It is versatile and adds a rich flavor to dishes.

 

取材中

—–取材を終えて—–

岸田さんのブログにはオシャレ感とわくわく感がいっぱい。
ここに来れば、面白い最先端の情報があります。
ハチミツみそは驚きのおいしさと便利さで、
私も愛用させていただいている調味料の一つ。
岸田さんのお人柄はまるでハチミツみそのように、
やさしくナチュラルであたたかい。
人々が魅了される理由がわかりました。

 

〈INTERVIEWER〉
藤本智子 Tomoko Fujimoto
ジャパン味噌プレス編集長、ミソガール

 

ABOUTこの記事をかいた人

藤本智子

藤本智子(ふじもとともこ) 1985 年生まれ、横浜市在住。アパレル販売員、読者モデル、ファッション雑貨店マネージャーを経て、2011 年ミソガールとして「365 日味噌活宣言」をし、みその普及啓蒙活動を開始。2012年「みそソムリエ」取得。2014 年「ジャパン味噌プレス」創刊。2015年「ミラノ国際博覧会日本館サポーター」「朱鷺米応援大使2015」(佐渡市)に就任。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等がある。2016 年より「中央情報専門学校」非常勤講師。2016年10月株式会社ミソド設立、代表取締役。一般社団法人みそまる普及委員会 理事。