【味噌人】フリーランス 麹料理研究家・イラストレーター おのみささん

おのみさ

\THE味噌人/

みそを愛し、みそ業界をリードする「ザ・味噌人」。
みそメーカーや関連企業、料理人など、
さまざまな業界の「ヒト」を取り上げます。

イラスト1

イラストを通して、発酵の楽しさを伝えたい
フリーランス  麹料理研究家・イラストレーター  おのみささん

 

幼い頃から絵を描くことが大好きだったおのみささんは、短大卒業後、デザインの世界へ。
2008年より、「麹料理研究家」という異例の肩書を持ち、書籍を多数出版、
独自でイベントを主催するなど多方面で活躍中。
おのみささんが、麹やみそなどの「発酵」に魅了された理由に迫りました。
(聞き手/ ミソガール・藤本智子)

 

イベント

 

 

◆◆◆麹やみそに興味を持ったきっかけは?◆◆◆

人並みに料理はしてきたものの、麹やみそについて深く考えたことはありませんでした。が、10 年前、友人の紹介で手づくりみそに挑戦したことがきっかけで、不思議な発酵の世界にどっぷりとはまりました。当時は何も意識せず、WEB で調べてジッパー付保存袋で適当につくりました(笑)。それが幸いで、袋はどんどん膨れ「発酵」の現象を目のあたりに。生きものを育てる感覚に衝撃を受け、さらに出来上がったみその味に感動しました。

 

◆◆◆普段はどんなお仕事をされていますか?◆◆◆

フリーランスで幅広いジャンルのイラストやデザインの仕事をしていますが、2009 年からは、麹に関する仕事を中心に書籍出版や料理教室開催、レシピ開発などを行っています。また、世田谷区経堂にあるイベント酒場「さばのゆ」で月1 回、「立ち呑み・麹酒場」を開催、発酵好きの人たちが集う空間を提供しています。ゲストを招いて、「菌トーク」を披露することもあります。

 

◆◆◆麹やみその魅力とは?◆◆◆

発酵食品の良いところは、なんといってもデトックス効果が抜群で、体に良いということです。私自身、麹やみそをたくさん取り入れたことで、長年の悩みだったアトピーはほとんど治り、体も軽く、体調が良くなったことを実感しています。目に見えない微生物たちですが、私の中では、彼らはいつもただ笑っているイメージ…。がんばって発酵食品をつくろうとしているのではなく、あくまで自然体、そこがいいなと思います。

 

◆◆◆みその思い出を聞かせてください。◆◆◆

私は大分にいた祖母の手づくりみそを食べて育ちました。毎年、大量に麹からつくり、わが家に送ってくれました。残念ながら詳しい話はもう聞けませんが、今でも甘口の麦みそ、いりこだしのみそ汁が一番落ち着きます。私も毎年みそを仕込み、毎日みそ汁は欠かしません。好きな具材はシンプルに油揚げと豆腐。出かけるときは、みそにいりこ粉と具を混ぜて持ち歩き、お湯を注いで飲んでいます。

 

◆◆◆これからの夢を教えて!◆◆◆

難しいと思われがちな発酵の世界を、イラストを通して、楽しくわかりやすく伝えていきたいです。そして、簡単・おいしい・楽しい「手づくりみそ」をもっともっと広げていきたいと思います。

 プチトマトといかのみそ煮

【プチトマトといかのみそ煮】

 

【材料(2 人分)】

いか…1 杯 プチトマト…1 パック
A. 水…50ml、みそ…大さじ1、みりん…小さじ1

【つくりかた】

①プチトマトはへたを取って、おしりに爪楊枝で小さい穴をあけておく。沸騰したお湯で10 〜20 秒茹で、皮がはじけてきたら冷水にとって皮を剥く。

②いか胴から足をわたごと引き抜き、軟骨を取り除く。足とわたを切り分け、くちばしを取り除き、足は食べやすい大きさに切る。胴は中を洗って輪切りにする。

③いかのわたとA は混ぜ合わせる。

④ 3 を鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら1 と2 を加え、いかの色が変わるまで煮る。

 

 

【プロフィール(おのみさ)】

1968 年生まれ、東京都出身。麹料理研究家・イラストレーター。
京都芸術短大(現・京都造形大学)卒業後、デザイン関係の仕事に従事。
27歳で独立しフリーランスへ。自著、イラスト本多数発行。イベント運営など多方面で活躍中。

 

ブログ「おのみさの日々是糀日」
http://www.contents.co.jp/cherry_bomb/

 

Misa Ono, a koji-dish cooking expert, illustrator,and author, was mesmerized by the fermentationprocess when she made miso for the first time ten years ago.
Since then she has been immersed in the wondrous world of fermentation, which she shares through her illustrations and other projects.

 

イラスト2

 

 

—–取材を終えて—–

とにかくパワフルな小泉さん。小麦麹のブレンドされたみその香りのよさにはびっくり!
私の地元でもある横浜の名産を、誇りに思いました。

 

〈INTERVIEWER〉
藤本智子 Tomoko Fujimoto
ジャパン味噌プレス編集長、ミソガール

 

ABOUTこの記事をかいた人

藤本智子

藤本智子(ふじもとともこ) 1985 年生まれ、横浜市在住。アパレル販売員、読者モデル、ファッション雑貨店マネージャーを経て、2011 年ミソガールとして「365 日味噌活宣言」をし、みその普及啓蒙活動を開始。2012年「みそソムリエ」取得。2014 年「ジャパン味噌プレス」創刊。2015年「ミラノ国際博覧会日本館サポーター」「朱鷺米応援大使2015」(佐渡市)に就任。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等がある。2016 年より「中央情報専門学校」非常勤講師。2016年10月株式会社ミソド設立、代表取締役。一般社団法人みそまる普及委員会 理事。