貴重な資料!50年前に書かれたミソの効用

みそ

昭和42年8月30日の朝日新聞の切り抜きをいただきました。タイトルは「ミソの効用」、医学博士の森下敬一さんが解説をされていました。大豆たんぱくがいかに優れているかと共に、みそには、「アレルギーをなおす魔力」、「スタミナと美容のために」、「日本の風土と英知の遺産―ミソ」と書かれてあります。

【一部を抜粋】

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ミソというものを知らなかった西欧人が、肉で動物性アミノ酸をとり、

一方、ミソで植物性アミノ酸を補っていたわれわれの祖先が、

肉食を欲しなかったという事情も、よく考えてみれば当然すぎる話であろう。

しかも、ミソをとっていた古人のほうが、肉食の現代人よりも、遥かに強健であったのだ。

こういう事実を、多分、承知の上で考えられたことでもあろうが、

アメリカ人の二十年後の食生活においては、「大豆の醸造工業による製品」が

「肉類」にとってかわるだろう、と米国当局は予測している。

下手をすると、アメリカ人がハシを使ってミソ汁をすすり、

日本人は朝からビフテキをくらって半病人化する…というような時代になりかねない現状だ。

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約50年経った現在、予測通りに、日本人は朝からハンバーガーを食し、三食通して、みそ汁を食べる機会はうんと減っています。改めて、和食やみそを見直そうという動きは出てきていますが、これから50年後の日本人の行く先には、みそが絶対に必要だと、改めて実感しました。

ABOUTこの記事をかいた人

藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。 ※WEB版に掲載している記事は、取材当時の情報です。現在と内容が変わっている可能性がございます。