ジャパン味噌プレスVol42(8月号)「Cool Japan Cool Miso」

ジャパン味噌プレス42

 

 

ジャパン味噌プレスVol42(8月号)発行しました。

今月の特集は「Cool Japan Cool Miso」。

皆さん、連日の猛暑と湿度で、夏バテなどしていませんか?

特に気になる熱中症対策には、適度な水分と塩分補給が大切で、

その点みそ汁は、まさに救世主とも呼ぶべき存在!

そこで、一杯でさまざまな栄養がとれる「冷や汁」をはじめ、

夏にピッタリなみそをひんやり楽しむ「COOL MISO」特集です。

 

Miso, a superfood rich in nutrition,
helps you prevent and recover from summer exhaustion.
There are various miso dishes and sweet recipes
that are delicious and will cool you down and energize you.

 

 

「冷や汁」とは、焼いたアジなどをみそと合わせて、だしでのばし冷やしたものを、

炊き立ての麦飯に豪快にぶっかけて食べるもの。

古くは、鎌倉時代の書「鎌倉管領家記録」に

「武家にては飯に汁かけ参らせ候、僧侶にては冷汁をかけ参らせ候」と記されている。

歴史とともに全国に広まった「冷や汁」だが、

特に夏の暑さが厳しい宮崎の風土に適して、郷土料理として定着した。

埼玉には、みそにごまや砂糖を加え、すり鉢ですったものに、

きゅうり、なす、しそ、みょうがなどの薬味を入れ、冷たいだし汁でのばしたつゆに、

うどんをつけて食す「冷ひやしる汁うどん」がある。

かつては農家の人々が農作業の合間や昼食の際に食べていたものだ。

また、山形を代表する郷土料理として、「冷ひやしる汁」があるが、

「汁」というより具だくさんの「お浸し」。

季節の茹で野菜に、数種の乾物を戻して煮たものを冷ましてから汁ごと和えたもの。

上杉謙信が出陣の際にふるまったとされる歴史のある料理だ。

 

 

【定番冷や汁のつくり方】

 

●材料(2 人分):あじの干物1 尾、麦ごはん2 杯分、すりごま大さじ2、
麦みそ70g、木綿豆腐1/2 丁、きゅうり1 本、みょうが1 個、大葉4 枚、だし汁400ml

①あじの干物を焼いたら、頭や骨を取り除き、身を細かくほぐし、麦みそとすりごまをよく混ぜ合わせる。

②①をアルミホイルにうすく広げ、軽く焦げ目がつくまでオーブントースターで焼く。

③木綿豆腐は粗くほぐし、水をよく切る。きゅうりは小口切り、みょうがと大葉は細切りにする。

④②に冷たいだし汁を少しずつ加えながらのばして、冷やす。

⑤④に③を加え、あたたかい麦ごはんにぶっかけて完成。

 

ABOUTこの記事をかいた人

藤本智子

藤本智子(ふじもとともこ) 1985 年生まれ、横浜市在住。アパレル販売員、読者モデル、ファッション雑貨店マネージャーを経て、2011 年ミソガールとして「365 日味噌活宣言」をし、みその普及啓蒙活動を開始。2012年「みそソムリエ」取得。2014 年「ジャパン味噌プレス」創刊。2015年「ミラノ国際博覧会日本館サポーター」「朱鷺米応援大使2015」(佐渡市)に就任。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等がある。2016 年より「中央情報専門学校」非常勤講師。2016年10月株式会社ミソド設立、代表取締役。一般社団法人みそまる普及委員会 理事。