神州一味噌発祥の蔵・丸高蔵へ

みそ王国、長野県に出かけました。中でも信州諏訪は、澄んだ空気、きれいな水、寒暖の差の激しい気候など、みそづくりに最適な場所として有名です。輸送手段の発達した戦後には、みその出荷量日本一を誇ったこともあるそうです。

私たちが向かったのは、神州一味噌発祥の蔵「丸高蔵」。6年ぶりの再訪にワクワクドキドキ…。2011年に登録有形文化財に指定された蔵(大正時代移築)は、歴史の風格を感じます。清酒「真澄」を醸造していた、十九代伊兵衞さんの「健康に良いおみそを醸造するように」との命により、この地でみその醸造を始めたのがはじまりだそう。

みそを熟成している蔵を見学させていただきました。なんとも不思議な空間で、なぜか居心地がよい。ここで、ゆっくりとみそができるのを待つんだなぁ…。おいしいみそが、こうしてできると思うと感慨深い。

お昼は、併設の食事処、みそ茶屋「千の水」で「味噌汁御膳(ご飯、小鉢、お漬物付)」をいただきました。

季節のみそ汁や豚汁などから好きなものをチョイスできます。いい感じにこんがり焼けたおにぎりと、野菜がモリモリ入ったボリューム満点の豚汁は、最高のごちそう。

店内ショップでは、みそはもちろん、みそを使用したお漬け物やお菓子などを販売しています。脂ののった国産秋鯖を贅沢に使用した鯖缶は、3缶1000円という値頃感も手伝って大人気。口の中で、ほろほろととろけます。ごはんがグイグイ進んでしまいますのでご注意を(笑)。

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。 ※WEB版に掲載している記事は、取材当時の情報です。現在と内容が変わっている可能性がございます。