ブレンドならお任せ! 座間のみそ専門店「まさきや」

小田急相模原駅から徒歩9分の地にあるみそ専門店「まさきや」は、全国のこだわりみそを扱う店。店内には、店主・高橋敏之さんが厳選した、昔ながらの製法でつくられた無添加みそ約60種がズラリ。

以前、大手自動車メーカーに勤めていた高橋さん。スペインへ長期出張に出かけた際、現地の人々がチーズ専門店で数種類のチーズを買い、それぞれの家庭でブレンドしていることに驚いた。実家は米やみその販売店を営んでいたが、瞬間!「みそは、合わせるとおいしくなるのよ」という母親の言葉とリンクした。

退職後、調理師の息子・仁さんとともに「まさきや」を開店。以来20年にわたり、地元の人々やこだわりの飲食店などに愛され続けている。開口一番、「みそは香りが大事」と高橋さん。みそ樽の円錐状の蓋を開け、香りを嗅がせてくれた。

無添加みそは発酵が進み、香り成分が揮発してくるため、その香りを逃がさないために円錐状の蓋をするという。みそ汁椀の蓋も同じ原理。同店のもう一つの特徴が、「ブレンド技術」に精通していること。みそのうま味、塩分、麹歩合(大豆原料に対する麹原料の割合)のバランスを基本にしているが、みその選定や配合は、長年の勘によるもの。料亭や飲食店などプロの料理人たちから絶大なる信頼を受けている。その根底にあるものは、高橋さんの根っからの「みそ愛」と断言できる。

「みそはとにかく楽しい。みそ汁だけでも、みそ×具材の掛け合わせで無限大の楽しみがある。また煮物やみそ漬け、おかずみそなど、非常に活用の幅が広い。常識にとらわれず、どんどんチャレンジしてほしい」と高橋さん。香りと味見ができ、プロに直接アドバイスを受けられるのが、みそ専門店の醍醐味。店舗に行けない人は、ネットでも注文可能。

まさきや
神奈川県座間市相模が丘5-11-33
TEL042-767-5350

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。