豆腐田楽発祥の店京都・八坂神社の「二軒茶屋」

「祇園さん」の名で親しまれている八坂神社に店を構える「二軒茶屋」は、豆腐田楽発祥の老舗茶屋だ。腰掛茶屋だった同店が江戸時代初期に売り出し評判となったのが「祇園豆腐」に特製みそをつけて焼いた豆腐田楽だ。手軽に食べられるファストフードとして評判になり、人気を博した。当時、豆腐切りのパフォーマンスも人々の心をとらえ、たくさんの見物客でにぎわっていたとか。

ふわふわで食べ応えのある豆腐に、特製合わせみそを使用した「木の芽みそ」をたっぷりとのせ、香ばしく焼く。みその甘じょっぱい風味と、木の芽のスパイシーな風味がたまらない。江戸は股のない串をさすのに比べ、京坂は股のある串をさすのがお決まり。

豆腐田楽は外国人にも大人気とか。さすがに「田楽」を知る人は少ないものの「TOFU」は、大半の方が知っているという。「MISO DENGAKU」が、世界共通語になる日も近い? その他、鯛茶漬けや、鯛うどん、おばんざいほか、抹茶パフェやあんみつなど、和風スイーツもいただける。まるで江戸時代にタイムスリップしたようなロマンを味わえる同店、八坂神社参拝の際に、立ち寄ってみては。

京都市東山区祇園八坂神社鳥居内
TEL075-561-0016
【営業時間】平日11:00〜20:00、土日祝11:00〜20:00 ※水曜日定休

Nikenchaya, a long-established Japanese cafe in Kyoto, is known as the birthplace of tofu dengaku (miso-glazed tofu) which they started to offer in the early Edo period and people enjoyed as a fast food.

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。