甘い?しょっぱい? 年中食べたいあん餅雑煮 香川「甘味茶屋 ぶどうの木」

全国的に「雑煮」といえば、しょうゆやみそベースが定番だが、香川の雑煮は一風変わっている。なんと、白みそ仕立ての汁に大根、にんじん、甘~い「あん餅」が入っている。雑煮にあん餅?と初めて聞く人は驚くが、香川では正月三が日、おせちと一緒に食べる定番の料理だ。

高松の中心街にある高松ライオン通商店街には、一年中「あん餅雑煮」が食べられる「甘味茶屋 ぶどうの木」がある。「あん餅雑煮」を目当てに、観光客も多く訪れる名店だ。「あん餅雑煮」は、通常のみそに比べて塩分は約半分、米麹をふんだんに使った「讃岐みそ」を使用する。上品な讃岐みその風味と、ほのかな塩味であんこの甘味が引き立ち、意外なおいしさである。

モチモチのあん餅を箸で持ち上げると、とろ~りのびて、甘味が口いっぱいに広がっていく。すかさずかつお出汁がきいた白みその汁をそそれば、見事なまでに味が調和する。トッピングの青のりが、予想を裏切るおいしさだ。落ち着いた店内では、昔ながらの「ぜんざい」や「あんみつ」など、和風パフェメニューも楽しめる。

【甘味茶屋 ぶどうの木】
香川県高松市百間町2-1
TEL087-822-2042
営業時間:火〜土10:00~20:00、日10:00~16:00
定休日 月 ※月が祝日の場合は翌日火が休み

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藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。 ※WEB版に掲載している記事は、取材当時の情報です。現在と内容が変わっている可能性がございます。