味噌にまつわる方言

全国津々浦々に個性豊かな味噌があれば、日本中に根付いている味噌文化があります。味噌にまつわる方言もさまざまで、なんともユニークなものまで。まだまだあると思いますので、ぜひ、情報をお待ちしております。

●味噌=「ミース」「ンース」(沖縄県)

●味噌汁=「オシ」(三重県員弁郡)

●味噌=「オムシ」(滋賀県)

●味噌に熱湯を注ぎ溶かしたもの=「オカジル」(石川県)

●粥を味噌で煮たもの=「ジャジャ」(石川県加賀地方)

●大豆を石臼で搗いて餅につけて食べるもの=「ジンタミソ」(長野県上伊那地方)

●植物のヤマブキ=「ミソバラ」、言い伝えに「ミソバラを採ると味噌が腐る」とある(青森県三戸郡)

●運の悪い人=「ミソクビの悪い人」(福井県)

●知らん顔をする=「ミソッパイモカケヌ」(宮城県仙台市)

●仲間外れ=「ミソワケ」(大分県)

●病気で子どもの具合が悪い=「味噌買うとる」(兵庫県)

●何の役にも立たない=「味噌にもならん」(福井県)

●末っ子=「ミソ」(福井県)

●朝起きて顔を洗わぬ者=「ミソオケ」(茨城県、群馬県、山梨県等)

 

参考文献:「みそ文化誌」(発行/全国味噌工業協同組合連合会・一般社団法人中央味噌研究所、編集/みそ健康づくり委員会)、「みそを知る」(発行/みそ健康づくり委員会、監修/一般社団法人中央味噌研究所)、「くいもの 食の語源と博物誌」(著者/小林祥次郎、発行/勉誠出版)、「たべもの語源辞典」(著者/清水桂一、発行/東京堂出版)、「常用漢字コアイメージ辞典」(著者/加納喜光、発行/中央公論新社)、「広辞苑 第七版」(著者/新村出、発行/岩波書店)、「標準語引、分類方言辞典」(著者/東条操、発行/東京堂出版)

ABOUTこの記事をかいた人

藤本智子

【MISODO(藤本智子)】株式会社ミソド代表取締役、一般社団法人みそまる普及委員会理事、月刊「ジャパン味噌プレス」編集長、みそソムリエ。アパレル販売員、読者モデル等を経て、2011年「ミソガール」として味噌の普及活動を開始。みそまる考案。ミラノ万博や伊勢志摩サミット等イベントやメディア出演を通し、味噌の魅力を伝えている(2019年MISODOに改名)。著書に『みそまる』(宝島社)、『みそまる 作りおきみそ汁83のレシピ&アイデア』(二見書房)、『手軽に作れて、キレイに効く! みそまる』(主婦と生活社)等。